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こんなでも生きてます

人間、数時間も1日を遡って省みれば、自分が病気であることを自覚できるだろうという話。

 

時は数時間前に遡る。
21時くらいにゼミ同期とラーメン食って
普段帰宅に使う最寄り駅はここからだと遠いと、最寄りの隣駅までのルートを教えてもらった別れ際、ぼくは確実にゼミ同期に「スロット今日は打たない!打つ時間じゃないしね!」と言った。彼もそこは保証してくれる。
にも関わらず、人生で初めて進む道すがらというシチュエーション萌えか、ちょっとだけwとパチスロ屋見かけて足が勝手に……(病気要素1)。
スロット寄ったらまどマギ大当たりだ。
なぜ勝ってしまったんだおれは……ッ!
ここで終わればまだぼくはこんなものを書かかないのだから。

 

22:06ーーー私はパチスロ屋を後にしたーーーー。
そんなぼくのその瞬間の心境!
勝ったことで♂本能が覚醒!射精したい!(これは人類共通の"虐殺文法"的なものなので病気要素としてはノーカン)(味わいたくばスロットを打とう)
「私の戦場は"もう"ここじゃない」かの如く、「探し物探しに行くのさ〜ワンピース!」かの如く、エッチなお店行こうと二駅分くらいは血眼で地道に歩き、探し続けた(病気要素2)。
結果、実態をよく知らないし安いという理由で「アカスリ洗体屋さん」に入った。見栄張って高いコースにしてしまい(病気要素3)、儲けが音を立てて右肩下がりに。

 

とりあえず話はアカスリ洗体屋さん編に移行。
時刻は22:30を回った。
受付とか嬢の見た目とか店の様子とかそこら辺はぼくの病気具合には関係ないのでカット。

マッサージが始まった(当たり前である。リンパマッサージコースを頼んだのだから)(五千円)。
普通にうめぇな〜高めの「てもみん」とでも思って、元取った気分になればええか思って油断したおれ。突然アナルと金魂さわさわしてきて
なんだこれ竿サービスかぁあん!?やっぱエッチなお店やったかぁ!でかした!とか内心悶え股間テポドン発射用意ってたら普通に終了した。
………と思いきや高確演出!激アツ!ボーナス確定!みたいな感じで、フィリピーナの嬢さんがフィリピンアクセントでこう囁く

 

「ちんちん気持ちよくなりたい?」


生まれて初めて現実でエロゲー発言をフィリピーナから受け、おれは応える

 

「三千円までなら出せる…ッ!!」…と。


ママにエッチなお店探して帰宅予定時刻とうに過ぎた中、「今道迷ってる」とのLINEを送り既に30分は過ぎているおれだ。
ーーーーなぜ…!ちんちんに屈した!!(病気要素4)
ーーーーなぜ…フィリピーナが射精させる準備のため個室を抜けた一瞬に連絡を送らなかった…!!
A.病気だから(病気要素5)
ーーーーなぜ昨日買った高めのオナホ!大好きなまほプリのヒロインそっくりのキャラがパッケージされてて一目惚れのオナホ!疲れたからそれで今日はシコると!お前は朝誓ったはずだ!!真っ白な誓いを忘れたか!!(病気要素6)

………などとその瞬間のおれは猛烈に上記の点を猛省していたわけだが、これは一瞬のトランス的な状態であったと今振り返ればそう思える。
なぜか?
ちんぽはビンビンだ、普通なら精液を尿道から発射することしか考えられまい、しかし!私はフィリピーナの射精装備を整え戻ってくるまでの数刻でこの1日全てを振り返る…走馬灯を覚えていたのだーー(病気要素8)。
そんな特異な状態がおれに思考させる。
「アカスリ洗体ってマッサージだけで成り立ってるって立場の割に、ちんぽイかせて下さい!からの延長→射精を前提として、(普通の)(聖なる)(精ではない)マッサージを矮小な前座的立場に追いやってないか?」と。
おれは激怒した。かの邪智暴虐な「アカスリ洗体屋さん」をこの世から消さねばならぬと決意した!!
それからものの数刻でおれは射精した。
だって気持ちいいんだもん。

オナクラ、ピンサロ、ヘルス、ソープと渡り歩いたぼくですが、トイレットペーパーで後処理されたのは新鮮でした。

賢者タイムは光をも凌ぐ速さで訪れ、おれのきったねぇちんぽ触り続けた功労者!フィリピーナの嬢さんの見送りを蔑ろにし「ママに怒られる!」と帰宅を急いだ自分にマイナス点です!

 

帰宅途中の中央線で泥酔リーマンを介抱する居合わせたほろ酔いじーさんにカッケェ!を連発する居合わせた泥酔学生らの輪に囲まれたのはゴミみたいな思い出です。

 

さて時は0:30。
その頃私は、「アカスリ洗体屋さん」でつけられたくっせぇアロマの激臭に気づき、ママにバレぬようどう消臭するかに悩んでいた。
受験期をも凌駕する閃きが舞い降り、私は「タバコの煙を服に吹きかけまくる」を実践していた(病気要素9)
二本目も吸い終わってやっと、これ服じゃなくて、アロマオイル塗られたマイボディから漂うスメルであることに気づき(病気要素10)
どーでも良くなってそのまま帰った。

 

今からオナホでシコって約束を果たそう。自分を裏切るわけにはいかない。
今日はバイトに向け6時起床予定。

 

さっさと死のう。
アディオス。

プリンセスプリキュアの構図的なーー強く優しく美しくーー

人間の人生は既に神話や小説などの様々な表象で既に物語られている
人生は物語を越えられない
これは文学の一つのテーマであるが
プリンセスプリキュアはこのテーマに対して一つの解を提示している
「夢は、可能性は、物語を越えた新しい物語を作る」

プリンセスプリキュアのヒロインはるかは劇中絵本「花のプリンセス」をきっかけにしてプリンセスになる夢を抱く
この絵本の作者ゆめは読者の夢の可能性を閉ざさぬよう敢えて結末を描かなかった
はるかのプリンセスとしての歩みは絵本で既に物語られている(絵本のタイトルは"花のプリンセス"であり、はるかは咲き誇る"花のプリンセス"キュアフローラだ、また、紫の鳥*1に導かれる点なども挙げられよう)けれども結びははるか次第である
先に述べたようにはるかの可能性は絵本つまり物語によって閉ざされてはいない
ここではるかは元の物語を越えて
"はるかの物語"を本編の最終回付近で完成させるだろうし
友人の絵本作家志望のゆいは将来はるかの物語を絵本にするだろう(本編の後半で実際にゆいはプリンセスプリキュアの強く、優しく、美しい姿を絵画に描いていた
((その回においてゆいは第1話でキュアフローラに救われたお花畑と舞台を同じくし
直前にゆめのアドバイスを受け絵本作家への夢を固めた強靭な意志によって絶望の檻を自力でほぼこじ開けるまでになり
ゆいの成長を見せたばかりでなく
絶望の檻を開く力はプリンセスプリキュアのみしかない
にもかかわらずなこの状況はつまり
ゆいも実質はプリキュアであることを暗示させる
それもそのはずで
ゆいもはるかと同じく「花のプリンセス」に感銘を受けた1人の女の子であったからで
はるかはゆいのあり得た可能性の一つなのだ
このような作中人物の役割や人柄が主人公のあり得た未来や過去などのパラレルな要素を付与されている作品はどれも面白いという見方がある)))
そしてその物語も越える未来のプリンセスがその絵本を手にとるはずだ

プリンセスプリキュアの「物語を受け継ぎ乗り越え託す」という構図は現代の"王室"の連綿と受け継がれてきた伝統の様相とニアリーイコールな印象を受ける
テーマをプリンセスとすえたこの作品の一貫性は驚嘆せざるを得ない
「花のプリンセス」の作者ゆめはお嬢様≒プリンセス輩出を目的としたお嬢様学校ノーブル学園の理事長でありはるかやゆいはそこの学生である(ここでも教えを"受け継ぐ"構図が見える)

内容もさることながら上記のような一貫性を保った美しい構成力はどのアニメーションと比較しても充分に傑作たり得よう
幼少期にこのような作品と巡り会えた小さなお友達は幸せ者である
子供にもこの"美しい"構図を理解できるような"優しく"分かりやすい作りが心がけられているからだ
そんな「GO! プリンセスプリキュア」が我々の胸をうつ感動の"強さ"ったらもう!
最終回!見逃せませんね!

*1:勿論アロマのこと